いやぁ、今年のドラフトは久々にワクワクする展開になりそうです。
注目の的はもちろん、佐々木麟太郎(スタンフォード大/花巻東出身)!
高校通算140発のホームラン男が、今度はいよいよNPBドラフトの舞台に登場します。
花巻東の怪物がアメリカで挑戦中
麟太郎といえば、あの大谷翔平を輩出した花巻東の4番でキャプテン。
高校時代から「史上最強の高校生スラッガー」と騒がれ、通算140本塁打という規格外の記録を残しました。
卒業後は「プロか?大学か?」と注目されましたが、選んだ道はまさかのスタンフォード大学進学!
しかも1年目から52試合に出場して、打率.269・7本塁打・41打点。
アメリカの強豪リーグでこれだけやれるのは本当に凄いですよね。
夏のケープコッドリーグでは少し苦戦しましたが、むしろ「課題を背負った怪物」って感じで将来性を見た人も多いはず。
ドラフトで狙う球団は?
すでに複数の報道で名前が出ていますが、
1位指名を検討しているのは――
- 巨人
- ソフトバンク
- 西武
この3球団が最有力。
さらに「他にも2球団前後が参戦する可能性」と言われています。
つまり、最大5球団競合の超ビッグネームになるわけです。
しかも2027年からセ・リーグにもDH制が導入。
打撃特化の麟太郎にピッタリで、セの球団も本気で動きやすくなるんですよね。
メジャーにいかないのか?
ただし、ここで出てくるのがリスク。
そう、麟太郎本人が「MLB直行志向」を隠していないんです。
もちろんメジャーリーガーになりたくて渡米しているのですから。
NPBは2026年のMLBドラフト終了まで交渉できないルールがあるので、
仮に今年のドラフトで1位指名しても、1年以上待たされる可能性があります。
さらに、もしMLB球団から高額オファーがあれば、NPB入りを断るシナリオだって十分考えられる…。
球団にとってはかなりの博打なんですよね。
現在の大学での成績だけを見れば、上位指名は難しいでしょう。
しかも指名を受けても多分下位指名でしょう。
そこで佐々木自身がどんな決断をするかでしょう!
NPBが指名したほうがいい?
でも、それでも突っ込む球団は絶対に出ます。
なぜなら、佐々木麟太郎という名前の価値がそれほどまでに大きいから。
- 入団すれば一気に観客動員アップ
- 球団グッズは飛ぶように売れる
- メディア露出も爆増
単純に「ホームランを打てる和製大砲」が貴重な中で、
彼を逃す理由はないんですよね。
球団によっては「交渉できなくてもいいから、まずは交渉権を確保したい」
そんなスタンスで突撃1位指名するケースもありそうです。
ファン目線の予想は?
個人的な予想ですが、
巨人とソフトバンクがガチで取りに来るんじゃないかなと見ています。
- 巨人:スター性重視、東京ドームは左打者有利
- ソフトバンク:育成力抜群、王会長も放っておかないはず
- 西武:伝統的にスラッガー育成が得意
ここにセ・リーグのどこか(阪神?中日?)が加われば、最大5球団競合は普通にあり得ます。
まとめ
- 高校通算140本塁打
- スタンフォード大学で活躍中
- MLB志向アリ=リスク大
- でもスター性・話題性抜群
間違いなく今年のドラフト最大の目玉です。
正直、NPBファンとしては「少しでも日本でプレーしてほしい!」という気持ちが強いですね。
例え短期間でも、日本の球場で麟太郎のホームランを見られるなら、指名に行く球団の気持ちは痛いほどわかります。
ですが、本人は金額よりも憧れのメジャーでプレイしたいでしょうね。
大谷のようにメジャー思考でも、NPB入りする選手いますから指名してみるのもありでしょう!
ドラフト当日、名前が呼ばれる瞬間――野球ファン全員がテレビに釘付けになるはずです。