なぜ今、中国人が日本国籍を選ぶのか？帰化者数が過去最多になった背景とは

2025年7月20日

2024年、日本で日本国籍を新たに取得（帰化）した外国人は8,863人に達しました。注目すべきは、中国出身の帰化者数が3,122人となり、長年最多だった韓国・朝鮮籍（2,283人）を初めて上回ったことです。これは、日本社会の国際化が新たな段階に入ったことを示す象徴的な出来事といえるでしょう。

帰化者の国籍構成は？

2024年の国籍別帰化者数は以下の通りです。

国籍	帰化者数	備考
中国	3,122人	初の最多
韓国・朝鮮	2,283人	高齢化で減少傾向
ネパール	585人	急増
ブラジル	498人	安定
ベトナム	408人	増加
その他	1,967人	過去5年で倍増

特に注目すべきは、ネパールやスリランカ、ミャンマーといった南アジア諸国からの帰化者が5年前の2倍を超える勢いで増えている点です。技能実習や留学を経て日本に定住するルートが一般化しつつあります。

なぜ中国人の帰化が増えたのか？

1. 在留中国人の増加と若年層の定住志向

日本には現在約84万人の中国人が在留しており、その多くが技能実習や留学をきっかけに来日しています。若い世代や中間層の家庭が日本での安定した生活を求め、家族単位での帰化を志すケースが増加しています。

2. 「永住より帰化」の逆転現象

永住権よりも帰化のほうが、将来的なビザ更新の心配がなく、選挙権も得られるなど利便性が高いと感じる人が多くなっています。

3. 家族・子どもの将来を見据えた選択

子どもの進学・就職や社会的信用を考え、日本国籍のほうが有利と判断する家庭が多いようです。

4. 中国社会への不安と日本社会への信頼

香港問題や監視社会化など、中国国内の政治・社会情勢に対する不安が帰化希望の背景にあります。「自由で安定した生活」を求めて日本国籍を選ぶ人が増えているのです。

なぜ韓国・朝鮮籍の帰化が減少したのか？

かつて帰化者の大半を占めていた在日韓国・朝鮮人ですが、現在は以下の理由で減少傾向にあります：

特別永住者の高齢化：世代交代により新たな帰化希望者が減少。
出生時に日本国籍を取得：日本人との結婚が増え、子どもは出生時から日本国籍を持つケースが多い。
既に生活が安定しており、無理に帰化する必要がないという意識の広がり。

多文化共生社会に向けた日本の課題は？

帰化により日本国籍を取得すると、選挙権や被選挙権も得られます。これは単なる法的ステータスの変化にとどまらず、地域社会や政治への参加を通じて、外国出身者が「日本社会の一員」として貢献する道が開かれることを意味します。

今後も日本では、労働力不足や少子高齢化に対応するため、さまざまな国籍の人々の定住・帰化が進むと予想されます。それに伴い、「日本人とは誰か」「多文化とは何か」という問いが、ますます日常的なものとなるでしょう。

世間の反応は？

数十年後の日本国内の人口は、日本人より中国人の方が多くなるのでは。その時は、政治も経済も土地も水も乗っ取られて日本人は劣悪な生活を強いられるのでは？と危機感を持ってます。お金のある日本人は日本を脱出して外国に逃げ出してるのかも知れません。誰がこう言う政策を推し進めたのかをしっかり一人一人が考えて、私達が出来る行動を今日から取りましょう！

正直日本はハードルが低い。また、理由も額面通り捉えるべきではなく、何を意図してるかもわからない…と考えてちょうど良いと思う。郷に入れば郷に従わない者が身近でも多くいて、現に問題も起こしてる。日本人ファーストの意味を履き違えてる人も多いが、排除しろと言っている訳ではないけど、情にほだされている場合でもなくて、より形式的に受け入れるべき。

帰化するためには最低10年以上日本に住み、更に日本の選挙権は最低２世からで日本の学校教育を受けたものにしないと、あっという間に日本は中国の支配下になる。中国本土の企業や知人からの資金で、帰化人の名義で、重要な土地やマンションなどを買い占められ高値安定し、本当に必要としている日本人、特に若者は購入できなくなる。自民や公明、立憲はそれを理解せず何の対策も打とうとしない。参政党が脚光を浴びているのは現在の与党や野党に大きな不満があるからと思う。

やはり、根本的に帰化できるハードルが低すぎるのが、問題のようです。