前田健太、戦力外通告!再びカープに復帰はあるのか?

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2025年シーズンを前に、メジャーリーグから日本球界に激震が走った。かつて広島東洋カープの絶対的エースであり、MLBでも一定の成功を収めた前田健太投手が、所属球団から戦力外通告を受けたのである。

ファンにとってはショッキングなニュースだが、その背景には彼のここ数年の成績と故障歴が大きく関係している。

果たしてカープ復帰はあるのか?


目次

何故戦力外に?

■戦力外通告の理由――成績不振とケガの影響

前田健太が戦力外となった直接の理由は、パフォーマンスの低下と故障の影響である。

2020年にミネソタ・ツインズでサイ・ヤング賞候補に名を連ねる活躍を見せた前田だが、翌2021年には右肘の故障によりトミー・ジョン手術を受け、長期離脱を余儀なくされた。2023年に復帰したものの、球速は全盛期に比べて落ち、スライダーやチェンジアップといった持ち味も本来のキレを欠いていた。

今季7試合に登板し、勝ち負けなし、防御率7.88と不調だった。

くわえてタイガースは、前田の今季の年俸1000万ドルの残額分である、約800万ドル(約11億6000万円)の支払いが残っており、やはり金額に見合わない活躍と若手にチャンスを与えてたいとの思惑もあるのだろう。

2024年シーズンにはローテーションを守ることができず、防御率は5点台、被本塁打数やWHIP(1イニングあたりの走者数)も高く、球団は若手への世代交代を進める決断を下した。その結果として、前田には戦力外通告という厳しい現実が突きつけられたのである。

メジャーでの成績は?

前田健太のメジャーリーグ年度別成績(2024年まで)

年度所属試合S投球回安打三振自責防御率
2016ドジャース3216110175.2150179683.48
2017ドジャース291361134.1121140634.22
2018ドジャース398102125.1115153533.81
2019ドジャース371083153.2114169694.04
2020ツインズ1161066.24080202.70
2021ツインズ21650106.1106113554.66
2022ツインズ00000000
2023ツインズ21680104.194117494.23
2024タイガース29370112.112496766.09

※2024年は先発・中継ぎ両方で登板、成績は2024年シーズン終了時点。

  • 2022年はトミー・ジョン手術の影響で登板なし。
  • 2024年は防御率・勝敗ともにキャリアワーストとなり、2025年シーズン途中で事実上の戦力外となった。

通算成績(2024年まで)

  • 登板:219試合
  • 勝利:68
  • 敗戦:56
  • セーブ:6
  • 投球回:978 2/3
  • 防御率:4.17
  • 奪三振:1047

■カープ復帰の可能性は現実味を帯びるか?

このニュースを受け、SNSでは「マエケン、カープに帰ってきて!」という声が溢れた。彼が古巣・広島東洋カープへ復帰する可能性が現実味を帯びてきた。

前田は広島でプロ生活をスタートし、2010年には沢村賞を受賞するなど圧倒的な成績を残してメジャーへと羽ばたいた。移籍後も日本のメディアで「引退するならカープのユニフォームで」とたびたび語っており、本人の広島愛は今も色あせていない。


■条件は簡単ではない――カープ側の判断と本人の覚悟

ただし、復帰は簡単な話ではない。最大の障壁は「契約条件」と「起用方針」だ。

前田の年俸はメジャー基準では中堅クラスだが、日本球界にとっては高額な水準。また、カープは若手主体のチーム作りを進めており、ベテラン投手をどのように位置づけるかは球団の戦略次第となる。さらに、リハビリ後の状態によっては、ローテーションの一角として計算できるかどうかも未知数だ。

本人が“もう一度メジャーで”という思いを残しているならば、日本復帰は時期尚早という判断もありうる。

ファンの反応は?

メジャーに残れても、勝ちが付く場面での登板は難しいのでは。200勝まで残り35勝でしたっけ。早くても、あと4年かかる。前田はもともと剛球投手ではない。コンビネーションで投げる投手。ぜひ日本へ帰ってきて欲しい。球が速いパリーグと、タレントが多い巨人は避けて。カープで、黒田が歩んだ道を進んで欲しい。

サービスタイムが9年で、今シーズンメジャーで出続けられれば年金が満額になるので可能ならメジャー契約で次の行先探したいですよね。 ウェーバー通過すればFAになって、年俸はタイガース持ちなのでメジャー最低年俸で獲得できるようになりますが果たして需要があるのか。

また巨人入りするんじゃないの?家族も在京希望らしいし。もともと大阪出身だし周りが思うほど広島には愛着はないのでは?


■ファンの願いは「もう一度、マツダでマエケンを」

とはいえ、多くのカープファンが切望しているのは「赤いユニフォームに袖を通すマエケン」だ。

2000年代後半、チームがまだ強豪とは言えなかった時代に孤軍奮闘していたあの姿を、ファンは忘れていない。たとえ全盛期の球威が戻らなくても、その経験と精神力は、今のカープの若手にとってかけがえのない財産になるはずだ。

カープ復帰は現実のものとなるのか。それとも、まだアメリカでの挑戦を続けるのか――。今、前田健太のキャリアは大きな岐路に立っている。

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