BTSが所属する HYBE。
その創業者であり議長の パン・シヒョク氏 が、最近「株の取引」に関して警察から話を聞かれている、というニュースが出ています。
ファンの方からすると「え?BTSやHYBEは大丈夫なの?」と心配になりますよね。ここでは難しい話をできるだけシンプルにまとめます。
目次
何が問題になっているの?
話の中心は、2019年の HYBEが株式上場する前 の出来事です。
- 投資家には「まだ上場の予定はない」と伝えながら、実際は上場の準備を進めていた。
- その間に知り合いの投資ファンドに株を売り、そのファンドが上場後に株を高値で売って大きな利益を出した。
- その利益の一部(約200億円分)がパン議長に渡ったのでは?と疑われている。
警察は2025年に入ってから本社の家宅捜索を行い、パン議長本人にも事情を聞いています。
HYBEやBTSに影響はある?
このニュースが出たとき、HYBEの株は一度下がりました。
でもその後は BTSの活動再開への期待 や、韓国エンタメ株の好調もあって株価は回復。
むしろ1年で50%以上も上がり、HYBEの企業価値は大きく伸びています。
つまり今のところ、
- 会社やアーティストの活動には直接のマイナス影響は出ていない
- むしろBTSの存在が株価を支えている
という状況です。
パン議長はどうしてるの?
パン議長は「違法なことはしていない」と全面的に否定しています。
さらに、アメリカから帰国して警察に協力する姿勢を見せたり、社員にメールで謝罪を送ったりしています。
これからどうなるの?
今後は警察や検察が集めた証拠をもとに、
- 起訴(裁判にかけるかどうか)を決める
- 裁判になれば、数か月から1年ほどかけて判断が下される
という流れになります。
ファンとして知っておきたいポイント
- HYBEやBTSの活動は今のところ止まっていません。
- 株価は下がるどころかむしろ上がっています。
- 問題は「議長個人の株のやりとり」に関するもの。
BTSの音楽活動やアルバムリリース、今後のイベント予定には影響しないと見られています。
まとめ
今回の件はあくまで「HYBEのトップ個人の株取引」に関する問題。
BTSや他のアーティストの活動には直接的な影響はありません。
ファンにとっては少し不安なニュースかもしれませんが、HYBEという会社の力強さやBTSの世界的な影響力は変わらず続いています。
むしろ、株価の回復や期待の高さからも「BTSの存在感」がいかに大きいかが改めて分かる状況です。