井上尚弥の次なる強敵か!? 無敗のメキシカン「アラン・ピカソ」とは何者?12月27日に対戦か?

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「モンスター」井上尚弥選手の次なる対戦相手として、いまボクシングファンの間で注目を集めている一人の若きボクサーがいます。その名は、メキシコ出身のアラン・ピカソ。一体彼はどんな選手なのでしょうか? 彼の経歴、実績、そしてその強さの秘密に迫ります!

目次

アラン・ピカソってどんな選手?

まずはアラン・ピカソ選手の基本的なプロフィールを見てみましょう。

  • 名前: アラン・ピカソ(Alan Picasso Romero)
  • 生年月日: 2000年7月22日
  • 出身地: メキシコシティ
  • 階級: スーパーバンタム級
  • 身長: 173cm
  • リーチ: 178cm
  • スタンス: オーソドックス
  • ニックネーム: エル・レイ(El Rey、王様)

まだ20代前半という若さながら、すでに「王様」のニックネームを持つ彼。その実績はまさに若き王にふさわしいものです。

戦績は?

アラン・ピカソ選手は2017年にプロデビューして以来、現在まで無敗(31勝1分、17KO)という驚異的な戦績を誇るメキシコの新星です。

ボクサー戦績一覧

No.日付結果回/時間対戦相手国籍備考
12017/03/25☆判定2-1 (4R)4Rホセ・アントニオ・アレジャーノ・ロペスメキシコプロデビュー戦
22017/04/29☆判定3-0 (4R)4Rロヘリオ・アルメンタメキシコ
32017/06/10☆TKO (1R 1:27)1R 1:27ホセ・ガジャルドメキシコ
42017/08/12☆KO (2R 1:48)2R 1:48オスカル・エスピノサメキシコ
52018/03/10△負傷判定 (4R)4Rマーティン・ヒメネス・デルガドメキシコ
62018/11/10☆KO (1R 2:47)1R 2:47V.M.マルティネス・フローレスメキシコ
72018/12/22☆判定3-0 (4R)4Rヘラルド・ジェスカスメキシコ
82019/02/09☆判定3-0 (4R)4Rビクトル・トバルメキシコ
92019/05/18☆判定3-0 (8R)8Rナウム・セロン・クルスメキシコ
102019/07/13☆判定3-0 (8R)8RA.マルティネス・カスティージョメキシコ
112019/09/07☆TKO (2R 1:23)2R 1:23C.A.オカンポメキシコ
122019/10/26☆終了TKO (3R)3Rビクトル・プロアメキシコ
132019/12/21☆判定3-0 (10R)10Rアンソニー・ヒメネスメキシコWBCユース王座
142020/03/14☆判定3-0 (10R)10Rヘスス・キハダメキシコWBCフェザー級ユース王座
152020/06/27☆判定3-0 (8R)8Rフロレンティーノ・ペレスメキシコ
162021/02/06☆KO (2R 2:43)2R 2:43J.ゴメス・キンタナメキシコ
172021/04/10☆判定3-0 (10R)10RM.M.ゴンザレスメキシコ
182021/07/17☆TKO (6R 1:17)6R 1:17エディクソン・ペレスベネズエラ
192021/09/25☆判定3-0 (10R)10Rアルフレド・M.バルガスメキシコ
202021/11/18☆KO (2R 2:10)2R 2:10ルイス・ミランベネズエラ
212022/01/15☆終了TKO (6R)6Rセサール・I.パレデスペルー
222022/04/09☆TKO (4R 1:22)4R 1:22デビッド・レイジェス・コタメキシコNABF北米王座戦
232022/08/27☆TKO (6R 0:19)6R 0:19パブロ・A.ゴメスアルゼンチン
242022/11/12☆TKO (4R 2:10)4R 2:10A.メヒアニカラグア
252023/03/04☆TKO (6R 1:26)6R 1:26ケビン・ビジャヌエバメキシコ
262023/07/15☆TKO (6R 1:20)6R 1:20サベロ・ヌゲビニャーナ南アフリカWBCシルバー王座戦
272023/10/06☆TKO (2R 2:20)2R 2:20エイソン・バルガスコロンビア
282024/01/27☆判定3-0 (10R)10Rエリック・ルイスアメリカ
292024/05/04☆TKO (5R 2:11)5R 2:11ダミアン・バスケスアメリカ
302024/08/24☆判定3-0 (12R)12Rアザト・ホバニシャンアルメニアWBCシルバー防衛1
312024/10/05☆判定3-0 (8R)8RD.A.ルイスアルゼンチン
322024/12/14☆KO (3R 1:55)3R 1:55エイソン・クエジョコロンビア

主な獲得タイトル

  • WBC世界スーパーバンタム級シルバー王座(2023年7月獲得、防衛成功)
  • NABF北米スーパーバンタム級王座
  • WBCインターコンチネンタルスーパーバンタム級ユース王座
  • WBCインターコンチネンタルフェザー級ユース王座

若くしてこれだけのタイトルを積み上げ、さらにThe Ring誌のスーパーバンタム級世界ランキングでは2025年1月時点で5位にランクイン。まさに世界トップクラスの実力者であることが伺えます。KO率も約53%(17KO)と、強打も兼ね備えていることが分かりますね。

「無敗」と「IQ」がキーワード! ピカソの強みと特徴

なぜアラン・ピカソ選手がここまで注目されるのでしょうか? その強みと特徴をさらに深掘りしていきましょう。

1. 無敗の実績と安定した技術

プロデビュー以来32戦で一度も敗北がないという事実は、彼の技術と安定感の証です。多彩な攻撃パターンを持ち、国内外の強豪との対戦経験も豊富で、年齢の割に非常に落ち着いた試合運びができるのも彼の強みと言えるでしょう。

2. 高いIQを持つ「秀才ボクサー」

驚くべきは、彼がメキシコでは「国立大に通う秀才ボクサー」としても知られている点です。知性と戦略的な頭脳プレーは、彼のボクシングスタイルにも反映されており、プロモーターや関係者からも「IQが高く、聡明な実力派」と高く評価されています。

3. メキシコ流の強烈ボディ攻撃

メキシコ人ボクサーらしい強烈なボディブローやパワーパンチも彼の大きな武器です。約53%というKO率からも分かるように、そのパンチ力は警戒すべきものです。

4. 野心と「怖いもの知らず」の精神

若くしてトップランク傘下の興行にも出場するなど、その野心は計り知れません。井上尚弥選手のような世界的な強豪との対戦も積極的に望む姿勢を見せており、「怖いもの知らず」の精神で世界の頂点を目指しています。

5. 経験豊富な若手

20歳前後からタイトル戦を経験し、国際的な強豪との対戦歴も豊富なため、年齢の割に非常に高い経験値を誇ります。これもまた、ビッグマッチを戦い抜く上で重要な要素となるでしょう。

なぜ井上尚弥の対戦候補として名前が挙がるのか?

アラン・ピカソ選手が井上尚弥選手の対戦候補として常に話題に上がる背景には、いくつかの理由があります。

まず、井上尚弥選手がスーパーバンタム級で4団体統一王者となり、世界中のボクサーが「井上と戦いたい」と名乗りを上げていることが挙げられます。その中で、アラン・ピカソ選手は無敗の実績と高いKO率を誇るメキシコの新星であり、スーパーバンタム級の世界ランキング上位に位置する実力者です。若くして経験豊富であり、その実力は井上陣営や海外のボクシング関係者からも高く評価されています。

また、井上選手の今後の対戦相手を巡る話題性も背景にあります。井上選手は2025年以降も海外進出や新たな挑戦者との対戦が予想されており、ピカソ選手のような「無敗の若手実力者」というキャッチーな存在感は、メディアやファンの間で対戦実現への期待を大きく高めています。

まとめ

アラン・ピカソ選手は、無敗の実績と高いIQ、メキシコ流の強烈なボディ攻撃、そして野心と経験を兼ね備えた、まさに次世代を担うべき実力派ボクサーです。

2025年には井上尚弥選手との対戦が有力視されながらも、報道では2度にわたって辞退したとされています。しかし、それでも彼の名前が常に井上選手の対戦候補として挙がるのは、彼が持つポテンシャルと世界からの期待の表れと言えるでしょう。

7月19日(日本時間20日)にはラスベガスのMGMグランドで、亀田3兄弟のいとこでWBC世界フェザー級23位の亀田京之介(26=TMK)とノンタイトル戦を予定。

その後なんとサウジアラビア総合娯楽庁のトゥルキ・アラルシク長官がインタビューでこう明かした。

同長官によると12月27日にサウジで開催する同国国営娯楽イベント「リヤド・シーズン」のメインイベントで井上―ピカソ戦を予定しており「まもなく契約が完了する」とのこと。前座を含めて全てのカードが「日本VSメキシコ」になるという。

引用元:スポニチ

もしこの夢の対戦が実現すれば、ボクシング界を大きく揺るがすビッグイベントになることは間違いありません。アラン・ピカソ選手の今後の動向、そして井上尚弥選手との対戦実現に、これからも注目していきましょう!

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