
2025年8月、人気YouTuberのあま猫さんが公開した「日産GT-Rの車検見積もり」が話題になっています。
その金額はなんと――98万円(ほぼ100万円)!
スポーツカーオーナーなら誰もが気になる「車検のリアルな費用」。今回のケースから、GT-Rオーナーが直面する維持費の現実を見ていきましょう。
あま猫所有のGTR
あま猫は走行距離800キロの状態で中古購入し、その後1万2000キロ以上を走行。
3年乗って今回が初めての車検!
岡山国際サーキットでグラベルに突っ込んだり、エアコンが故障したりといろんなことが起きているようです。

98万円の見積もり、その内訳は?
あま猫さんのGT-Rは走行距離が1万2,000km超。サーキット走行など激しい使用もあり、消耗が進んでいる状態でした。
見積もりには以下の項目が含まれています。
- タイヤ交換
- バッテリー交換
- 各種油脂類の交換
- さらにエアコン修理費用が追加される可能性も
特に高額だったのが「タイヤ交換」です。
掲示板やSNSでも「GT-Rのタイヤって4本で30万円!?」「一番高いのはやっぱりタイヤか…」と驚きの声が多数。
スポーツカー用ハイグリップタイヤは性能が高い分、価格もケタ違い。ここが見積もりを押し上げる大きな要因となっていました。
ディーラー車検と他の選択肢の違い
GT-Rのような高性能車の場合、ディーラー車検は安心だけど高額という特徴があります。
- ディーラー車検
- 部品代・工賃が高め
- 「必要最低限以上」の交換を勧められるケースも
- タイヤやバッテリーは純正指定 → 他より20万円以上高いことも
- 整備工場やパーツ持ち込み
- 部品をネット購入すればタイヤやバッテリーは半額以下になることも
- 工賃もディーラーより安め
- ユーザー車検(自分で陸運局へ)
- 車検自体の基本費用は数千円程度
- ただし専用機器や技術が必要な修理は不可
つまり、価格重視なら整備工場やユーザー車検、安心・保証重視ならディーラー車検という住み分けになります。
サーキットユーザー必須!アライメント調整の相場
GT-Rオーナーの多くはサーキット走行も楽しんでいます。そこで重要になるのがアライメント調整。
相場は以下の通りです。
- フル調整(前後トー・キャンバー・キャスター) → 2万円〜3.3万円程度
- フロントのみ/一部調整 → 1万円台
ディーラーは3万円超えが多い一方、専門ショップなら2万円台でフル調整が可能。
走行後のタイヤ摩耗やハンドリングを考えると、サーキットユーザーはフル調整が推奨されます。
世間の意見は?
普通に街乗りしていれば100万円も掛かりませんよ。 タイヤも乗り方に寄りますがサーキット走行などせず街乗りだけなら20,000〜25,000km位は持つと思います。 エアコンが3年で壊れたのもなぜ?って感じですが普通ならエアコンは3年もしくは60,000kmどちらか早い方の保証が付いています。 サーキット走るのなら、サーキット前点検サーキット後点検をしっかりやっていれば保証も効いたかも知れませんね。 あと、タイヤがディーラーで買うと高いので他ルートから仕入れればディーラーで買うより20万円前後安くなるのではないかと思います。
この車は日産で購入してませんよね。 前オーナーがメンテプロパックに入っていないみたいだし、入ってても継続保証をしなかったのかと。そもそもGT-Rってサーキットを走る際に、確か前後で油脂類全交換をしないと保証継続もされなかったはずです。 my25を所有していますが、間もなく慣らし終了の2000キロになりますが、終了時にアライメント測定、調整とオイル交換等があります。 メンテパックは60万程しますし、GP保証も20万程しますが、ディーラーで購入すればそこは安心です。 今回は油脂類を含め全交換と浅溝のタイヤは12000キロも走れば山もなくなる。 それの交換と合わせ、先日のサーキットで砂利に突っ込んでローターも深い傷が入っていたし、ブレーキパッドも一緒に交換になったのでしょう。 保証もないのに他社で中古で購入しているならわざわざディーラーに持っていかなくても良いかと思います。
やはり、サーキットでの走行が痛手となっているのでしょう!
どちらにしても高級なGTRの車検ともなれば、それなりの金額も車検にはかかると覚悟しなければいけませんね。
まとめ
今回のあま猫さんの例からわかるのは、GT-Rの車検は内容次第で100万円近くになることもあるという現実。
特にタイヤや消耗品はコストが跳ね上がりやすく、維持には相応の覚悟が求められます。
とはいえ、それはGT-Rというスーパーカーを楽しむための“入場料”とも言えるでしょう。
安心を取るか、コストを抑えるか――オーナーのスタイルに合わせた選択が求められます。
でもやはりGTRクラスの車であれば、スピードを出してみたくなるのは当たり前でしょう!
ステータスを楽しむにはお金がかかることは覚悟しましょう。